総合理工学部の白井助教と企業が共同開発した「人工知能を用いた鋳造における不純物のスラグの自動認識技術」に関する記事が日刊工業新聞へ掲載されました

公開日 2018年10月29日

 総合理工学部の白井匡人 特任助教とオーエム金属工業(松江市宍道町)が共同で開発した人工知能(AI)を用いた鋳造における不純物のスラグ(ノロ)の自動認識技術に関する記事が,2018年10月12日付で日刊工業新聞へ掲載されました。
 本技術開発では,鋳鉄の溶解時に発生するノロの画像をAI技術の一つである「畳み込みニューラルネットワーク(CNN)」を用いて解析しました。
 CNN2次元のデータを対象としたニューラルネットワークのモデルであり,画像認識によく用いられる技術です。CNNを用いたノロ画像の機械学習では,溶湯中のノロを認識するために溶湯の画像を格子状に区切り,各格子に対してノロか湯面かの分類を行いました。これにより新たな溶湯の画像を与えたときにノロが存在する格子を自動で判別することが可能となりました。
 詳しい内容は,地域未来協創本部 産学連携部門(担当:服部)までお問い合わせください。

 

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■日刊工業新聞 掲載記事URL
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00491629

■この共同研究に関する窓口
地域未来協創本部 産学連携部門(担当:服部)
Tel:0852-60-2290 hattori-driko.shimane-u.ac.jp
*@は小文字に変えてください。