『身近な技術・アイデアと医療現場をつなぐ「やさしい医工連携」のススメ―コロナ禍・ポストコロナに向けたWEB交流会―』を出雲市と共同開催しました

公開日 2021年08月30日

 島根大学は,8月18日(水)に『身近な技術・アイデアと医療現場をつなぐ「やさしい医工連携」のススメ-コロナ禍・ポストコロナに向けたWEB交流会-』をオンラインにて開催しました。本交流会は,「令和3年度第3回島根大学キャリアデザインプログラム履修生対象セミナー」を兼ねて開催したもので,同プログラム履修生や高校生,地元事業者,医療従事者,地方自治体関係者の約100名が参加しました。

 まず,島根大学地域未来協創本部 地域医学共同研究部門長 中村守彦教授から「人類未曾有の大ピンチをビッグチャンスに変える創造力と実践力!」として,出雲市と本学医学部・附属病院が出雲圏域の事業者と連携し,医療現場のニーズを汲んだ製品・サービスを開発する「やさしい医工連携」の成果発表がありました。その後「やさしい医工連携への今後の期待」をテーマに,株式会社河内 営業部課長 永島好教氏,島根大学医学部附属病院 看護師 矢野牧江氏,出雲市商工振興課 飯塚潔氏らによるパネルディスカッションが行われました。

 参加者から「医工連携とは縁が今までなかったが,今回の交流会で,自分の専攻と接点があることを知れ,キャリアデザインの場としても良かった。」「『やさしい』の意味が分かり,医療関係はハードルが高く難しいイメージがあったが,弊社の強み弱みを分析して挑戦したいと思った。」という感想が寄せられました。

 交流会では,島根大学病院の医療現場ニーズ(11テーマ)が初公開され,企業個別相談会が別途開催される予定です。

 これまでも多くの製品を開発してきた「やさしい医工連携」がさらに発展していくことが期待されます。

 

 

 

本件のお問い合わせ先 

地域未来協創本部
地域医学共同研究部門 TEL0853-20-2912 mail cmrc@med.shimane-u.ac.jp