プロジェクト紹介

コース生プロジェクト2022

プロジェクト名 活動協力機関 期間 内容
参加した(終了した)学生の声
コース生応援プロジェクト じげおこし
アドミッション担当
4〜11月 コース生が高校訪問し,コース生としての魅力,シマダイの魅力,自分のキャリアについて語り,高校生と関わり,進路をサポート応援するプロジェクト
【松江農林高校/隠岐島前高校予定】
初めに,自分たちの母校である松江農林高校にて出張講義を行い,島根大学(地域人材育成コース生)としての大学生活の魅力を探求する教育プログラムを考え実施しました。アンケートによる満足度は大変高かったため,教育プログラムをカスタマイズし,対象者を隠岐島前の小中学校で行うことが決定しました。島への視察と準備を繰り返し,小学4年生向けに出張講義を行うことができました。次年度はプロジェクト名を変更し「シマダイ生 西ノ島小中学校出張プロジェクト」として活動することが決定し,内容を継承する形で後輩にバトンタッチすることで本プロジェクトを持続可能なものとすることができました!
き♡線(木次線)つながるプロジェクト 雲南市/うんなん暮らし推進課
木次線利活用推進協議会
4〜11月 木次線の魅力をSNS等で発信する。また,木次線のさらなる魅力の発掘や活用方法の提案などを行うプロジェクト。
(1)インスタグラム(SNS)の活用・更新
 ①インスタグラムの活用・情報発信方法に検討
 ②定期的なインスタグラムの更新
(2)木次線沿線の地域資源を掘り起こし,応援団と活用方法を考える
 ①地域資源を地域内外の目線で掘り起こす(イイトコ発見ワーク)
 ②プロジェクトメンバー自身が木次線や沿線上の取り組みに理解を深める
(3)資源や課題の解決方法を提案,実施
・Instagramでの情報発信がどの様なものなのかフォロワーの方を増やすためにどの様な工夫が必要なのか知ることが出来ました。これまで自分自身がSNSの使用がそこまで得意でなかったこともあり使えずにいたのでとても良い経験になりました!
・プロジェクトを通して,自分の知らない地域の方を知るということがどれだけ難しいか自分の知らない地域のことを「自分事化」していく事の難しさを知る事が出来ました。今回の地域交流の経験を,今後に活かしていきたいと思います。
プログラミングで地域課題を解決するプロジェクト (株)テックアイエス 6〜10月 【目的】幅広い世代と触れ合う中で「課題解決力を養うため」にプログラミングを用いた課題解決を実践形式で体験する。大学生にとっては,中高生〜社会人,to B/Cまで幅広い世代と関わることで今後の人生の糧としていただきたい。
【内容】プログラミングスクール テックアイエスが2日間のプログラミング研修を実施した後,大学生が中高生向けにメンター研修を行う。その後,再度プログラミングスクール テックアイエスが開発手法をレクチャーし,地元IT企業の実際の仕事を体験しながら顧客の抱えている課題をプログラミングを通して解決していく。
・今回はCSSとHTMLの二つのプログラミング言語をある程度使えるようになったと共に,学校では学ぶことのできないマナーや社会人として必要な対人スキルを学ぶことができました。
・2日間CSSとHTMLを学びその学んだことを高校生に教えることでアウトプットし,さらに5日間Webデザイン会社にインターンをして学んだことを実際に仕事の現場で実践しました。成果としては新しい言語を学ぶことができたし,社会人としてプログラミングの技術以外に必要なことを実際の現場で教えてもらうことができてとても良い経験になりました!
おいしいプロテイン(カマボコ)開発プロジェクト (有)寿山商店 6〜10月 【目的】寿山商店の新商品を開発し,販売する。
【内容】企業理念は人々の健康で豊かな生活文化の向上に貢献するとし,伝統ある企業として,「ふるさと山陰の味を全国に」をPRされてきた。しかし,時代の流れ,多様な世代・食生活に合うような新製品が浮かばない。そこで,レパートリーを増やすためにも斬新なアイディアを学生と協力し,「若者が好む新商品」として商品開発する。
・商品として売るためにはたくさんの時間と労力を必要とし,粘り強く続ける忍耐力が必要だと感じました。立案者の方の意見を汲みながら様々な機関と協力して成し遂げる達成感を味わうことが出来たと思います。
・販売商品を開発するために消費者側からの視点を考えて開発することが重要だと思った,材料費だったり売る時に他社とは違う魅力の出し方だったり,一時的に売れてる商品ではなく持続的に売れる商品を開発することも大切なのだと学びました。
しまね伝統芸能(木の匠/木匠)と森林環境を守る「SHIMANE木工ものづくりプロジェクト」
※企業連携PBL推進事業申請通過
日新ホールディングス
木工研究/山下晃功島根大学名誉教授
8〜6か月 ▼初盤:約1ヶ月間,島根大学名誉教授山下晃功先生より,「島根を笑顔にする木育〜カーボンニュートラル時代を学ぶ宝庫”島根”〜」とした講習を受講し,取り組む課題を明確にする。
▼中盤:約4ヶ月間,「想定される企業」のうち,1〜2社を選出し,視察訪問,またはオンラインで情報を収集し知見を深める。
▼終盤:約1ヶ月間,課題解決策の提案・発表に向け活動する。
▼最終的には成果発表会を実施する。
・現在の国内の林業,木育の現状を学び,木育の不足度合いとその大切さ,特に初等教育の理科での木育の必要さを学んだので,今後教員になる場合には重要視していきたいと思った。
・積極的に発言すること,自分から課題を見つける大切さをチームの中で気づくことができた。途中,上手くいかなかったことなどあったが,仲間と学びを深め乗り越えることができた。座学で知識を得ていく際に,普段じっくりと見ない木に対してイメージをし企画を考えるのが難しかった。
島根大学医学部発のベンチャー
「玉湯温泉 湯治×商品開発プロジェクト」
薬用植物を活用した,新しいかたちの湯治体験
片岡諒さん(医学部OB)
合同会社 薬雲
8〜12月 【目的】企画・開発・販売まで 市場調査から企画,商品開発,販売後調査まで,商品に付加価値を与えるサービスの開発を実践形式で経験する。
【内容】商品の企画から販売まで,一連の流れを実践形式で経験し,温泉での新しい湯治のかたちを提案します。
①商品・サービスの企画・試作
②玉湯温泉マルシェでの試食/試飲会の実施やアンケート調査
③関係者・地元の方へのヒアリング
少なくとも2週間に一度,オンライン/対面で会議を行います。
・感覚的に1.0を1にすることの大変さを学んだと思う。数十種類もの薬草を1つずつ抽出し,ベースの味を決めてから調合し,作業を初めて約2ヶ月間ほどでやっとベースの味が決まり,そこから改良を重ねる道のりは長かった。
しかし,ベースの味が完成するまでは途方のない作業であると感じたが,ベースが出来た途端に作業が円滑に進むようになり,ここから1から2にすることはあまり難しくないが,0から1を作り出すのは非常に困難であるということを学んだ。
・「商品開発」に携わらせて頂いて,何度も試作を繰り返し,販売を行うことは想像以上に大変だと分かりました。私たちが行ったことは,「商品開発」のほんと1部だと思うので,ひとつの商品を作り出す大変さを身をもって学びました。また,活動していく中でメンバーや企業の方との連絡をすることが多く,企業の方へのメールの送り方やメンバー内で上手く連携を取るということを学びました。