教育プログラムのご紹介

地域人材育成コースでの学び

 

 本コースは地域志向の強い学生を受け入れる学部横断的なコースです。各学部に所属しながら地域関連科目を系統的に学ぶことで,地域の現状と課題を知り,学部で学んだ専門的な知識を地域の課題に対して応用するための高度な知識と技能を修得していきます。

 

 

 コース生の学びは,入学前から始まります。島根大学の学習支援システムであるMoodleを使っていち早くオンライン授業に慣れるとともに,地域に対する理解を深めてもらいます。コース生必修の「入学セミナー」では,学生生活をスムーズに始められるように大学での学習法や, 地域貢献活動に欠かせない情報リテラシーについて丁寧に説明します。このセミナーは同期のコース生と初めて出会う場でもあります。

 そのあとに提供される教育プログラムには,地域に関連する知識を深める1~2年生向けの「ベースストーン(BS)科目」,地域課題と専門科目の関連を学ぶ2~3年生向けの「キャップストーン(CS)科目」,地域との協働作業を実践する「地域貢献インターンシップ」があります。この三つは学部ごとに授業科目が定められている正課科目(授業科目)です。

 

 

 これらの正課科目以外に,コース生しか受講できない「イノベーション創成基礎セミナー」などの教育プログラムも用意されています。様々な学部の学生や地域の人たちとチームを作って課題解決するために必要な知識やスキルなどを学びつつ,学んだスキルを使って課題解決を実践する,というサイクルを経験することで,有為の人材として成長します。課題解決の実践の場には,他にも「キャリアデザインプログラム」「スタートアップセミナー」などの様々なPBLプロジェクトや「しまね大交流会」などのイベントがありますが,コース生はそれらにも積極的に参加して腕を磨くことが期待されています。

 

※こちらも併せてご覧ください。
地域人材育成コース 高校生向けご案内